谷川岳登山中、留守番のクマオ氏から送られてきた画像。
マイケルとレオが久々に猫団子してる---
涼しくなってやっとくっ付いてくれるようになった2匹にホッ
さて。
昨日の谷川岳登山レポートの続きです。
宿泊先の肩ノ小屋を後にし、頂上へ。
双耳峰の一つ、トマの耳(標高1963m)着。
360度の大パノラマです
<※オキの耳側から見たトマの耳>
続いて目指すはもう一つの山頂オキの耳。
トマから15分くらい。
トマ~オキの稜線の紅葉が最盛期
赤が美しいね
オキの耳(標高1977m)着。
オキの耳から群馬側の眺め。こっちはまだ紅葉していませんでした。
時間があったので更に先に行ってみました。
ここには富士浅間神社の奥の院があります。
小さな祠があるのみ。
ここで引き返して宿泊先肩ノ小屋で一泊。
前回とさして変わらないところなので略(笑)
<前回の宿泊レポートはコチラ → ☆ >
秋の夜空、雲がなく満天の星がとても綺麗でした
日の出は5:20
残念ながら今回も厚い雲に覆われて太陽が見えず。。。
でも朝靄の山景色は何とも荘厳で神々しいです。。。
時間とともに雰囲気が変わる景色。
6時の朝食後、7時過ぎに小屋を出て昨日行ききれなかった奥の院の先、一ノ倉を目指すことに。
真ん中の山が一ノ倉です。
オキの耳からゴツゴツした滑りやすい岩場が続くので慎重に行ってくださいと管理人さんより。
オキの耳~一ノ倉までだいたい1時間弱。
一ノ倉岳とオキの耳との間の鞍部にあたる「ノゾキ」では一ノ倉沢の岸壁直下が見られます。
一ノ倉沢の岩壁一帯は、群馬県条例で厳しく立ち入りが制限されているそうです。ここを登山するには危険すぎて、警察の許可が必要で、自由に登山することは許されてはいないとのこと。谷川岳は世界で一番遭難者の数が多くて、約800人が亡くなっていると聞いていましたが、その中で一番多いのがここの一ノ倉沢だそうですから、それを聞くとますます足が震えます。
高所恐怖症気味な私はへっぴり腰になっちゃって怖くて真下の谷底を覗けませんでした。苦笑
っと、ここでタイムアウト。
一ノ倉の山頂に行きたかったのですが、下山の混雑を鑑みて引き返すことにしました。
今回の谷川岳は天気もよく空も澄んでいてとても気持ち良かった。
乙女ちゃんの看病で8月は引きこもりしていたりで2ヶ月ぶりの登山。
体力と膝に不安があったのですが、何の何の
前回上回る登山タイムにほっと胸をなでおろした私です。
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谷川岳
秋の谷川岳 その②
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紅葉の谷川岳 その①
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2か月前に谷川岳に行った私。
<参考日記 新緑の谷川岳 ① ② ③ >
その時に小屋の管理人さんから「谷川岳の紅葉のシーズンは10月上~中旬が一般的ですが、通な見所は9月25日前後。谷川岳は新潟と群馬の境目になる山ですが、9月25日前後は新潟側だけ紅葉するんです。山の片側だけが紅葉というのが乙なんですよ。」と伺っていて、是非その時期にまた行こうと姉と計画。
9月の最終週の秋晴れの素晴らしいときに谷川岳に再アタックと相成りました
【コースタイム】
JR上野駅発(7:54)→→MAXとき305号→→JR上毛高原駅(8:54)→谷川岳ロープウェイ行バス発(9:53)→ロープウェイ谷川駅着(10:13)→ロープウェイ乗車(10:55)→天神平(11:05)→アタック開始(11:15)→熊穴沢避難小屋(11:47)→昼ゴハン(12:05~12:20)→天狗のトマリ場(12:30)→天狗のザンゲ岩(13:01)→肩ノ小屋(13:15)→宿泊受付&休憩(13:30)→→谷川岳山頂・トマノ耳(13:35)→谷川岳山頂・オキノ耳(13:50)→肩ノ小屋宿泊→日の出(5:20)→肩ノ小屋発(7:20)→谷川岳奥の院(7:40)→ノゾキ場(7:55)※時間の都合で一ノ倉断念→肩ノ小屋(8:10)→下山開始(8:15)→天神平(10:30)→ロープウェイ乗車)→ロープウェイ谷川駅着(10:50)→水上駅行バス乗車(11:06)→JR水上駅(11:29)→昼食・日帰り温泉→東京駅
【谷川岳ロープウェー駅山頂】
雲一つない青空
朝日岳もよく見えます
ここからリフトで上がり。。。
天神平着。
ここからアタック開始
第一ポイントの避難所までは緩やかで足場の比較的安定した道を登っていきます。
ここからが谷川岳の本コースといっても過言でないほど、足下注意の不安定な滑りやすい岩場や鎖場が続きます。 とはいっても自分の歩幅で無理なく自分のペースで地道に上がっていけば何てことありません。
山行くといつもグチってしまいますが、こういう急な岩場でもストック頼りにしてる人多く見かけますが、返って危ないんです
本人も周りの人も。長く続く急な岩場の時はストックしまって手も使って三点確保が基本です。
『ストックしまうこと。しまう時は横刺し禁止』て看板出しておいて欲しい
自分の歩幅で歩けそうな、登れそうな岩を一歩一歩前へ。
少しずつでもいいから進むこと。
真っ直ぐの近道を進むより自分の歩幅で上がれる進める所を見極めて遠回りでもジグザグ歩行を。
その方が疲れずに一定のペースで確実に早く登れます。
人生と一緒ですね(笑)
周りの若くて健脚な人がたくさん自分を追い越しても、それを見送って、
身の丈を知って自分のベストを尽くすことが大事です。
そして要所要所登りあがった時に振り返る風景の美しいこと
森林限界となり左右の展望が開けたとっころでお昼ゴハンに。(12:05)
あぁ~清々しい
こんな風景を感じながらのオニギリ、サイコー
さて、もう一踏ん張り
【天狗のトマリ場】
トマリ場別方向の撮影。
私もベストショットで撮影してもらおうと岩場に立ったのですが。。。
無念・・・
更に上に進みます
段々紅葉も見えてきますねっ
【天狗のザンゲ岩】
ザンゲ岩から下界の眺め
あとひと登り
そして宿泊先【肩ノ小屋】着
ここに荷物を置いて山頂に向かいます。
長くなりましたので、続きは次回
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新緑の谷川岳 その3
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わぁ~。。。
この暑いのにくっついて寝てる。。。
あ、マイケルの迷惑そうな顔(笑)
一方「退かないわよ!」て顔の乙女ちゃん。笑
さて。
谷川岳レポート第3弾。
下山編です。
<明け方の肩の小屋>
6:00の朝食後、谷川岳最高地点「オキの耳」(1977m)に向かったのですが。。。
トホホ。。。
濃霧で一寸先も見えません。
天気予報は晴れだったので、晴れる時間まで待つか否か迷いましたが、この日は土曜日。谷川岳の週末は登山客がとんでもなく多いと聞いたので、それを回避すべく早めに下山することにしました。
いやぁ~昨日と打って変わった青空
遠くまで見渡せて感激
<天狗のザンゲ岩>
ザンゲ岩より山頂を臨む。
こうしてみると、昨日の涼しいうちに登って、周りを見る余裕のある下山時が晴れて見晴らし良くなってラッキー
なにせ天気が良くて、10時前には太陽照り照りで暑くて汗だくに。
行列なして登ってくる登山客の皆々様、暑さでバテバテでしたもの。
それにしても噂通りの行列にビックリです。登る人の列が途絶えず、なかなか降りられない。。。あと下山するこちら側は登ってくるたくさんの方々に絶えず挨拶しなければならず大変でした。笑
まぁ早くから下山開始で時間の余裕があったので、姪っ子も気ままにカメラ構えのんびり下山。
体力付いた姪っ子も谷川岳を楽しんでくれて嬉しい
8月は標高2450mの乗鞍岳に3人でチャレンジ予定
楽しみです
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夏の谷川岳 その2 小さな山小屋
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湿気のある暑い東京の夏。
乙女ちゃんも涼をとるため、床でのコロンコロンも頻繁に。
伸びぃ~~~
なるべく伸びて冷感を体に吸収したい乙女ちゃんです。
さて。
谷川岳レポート第2弾、宿泊編。
山頂「トマの耳」から少し下ったところにある「肩の小屋」。
収容人数・約40名の小さな山小屋ですが、雰囲気も居心地も良い山小屋でした
<明け方の風景>
本格的な山小屋に宿泊するのはお初でしたので、ドキドキ
肩の小屋の宿泊料金は以下の通り。。
・1泊2食付き、寝具あり:7,500円
・1泊2食付き、寝具なし:6,000円
・素泊まり、寝具あり:4,000円
・素泊まり、寝具なし:2,500円
入口入ると左右に扉があり、食堂(+売店)と休憩室(宿泊部屋)に分かれています。
ハンガーや洗濯ばさみがあって、汗で濡れた服を干すことができます。
<売店と食堂>
宿泊しない登山客も利用可。水やジュース、缶ビールや甘酒、お菓子など売っています。食事はおでんとカップ麺のみ。
<宿泊スペース>
宿泊スペースは5部屋くらい分かれていて、この日の宿泊は我々女性3名と男性客3名。
鍵つきの別々の部屋にして頂けました。
こういう雑魚寝式の山小屋ではアイマスクと耳栓が必須と聞いていたので持参しましたが、隣のおじ様方、静かに寝ていらっしゃいました。(驚)
<夕食>17:30
※缶ビール¥500は別料金
<朝食>6:00
食事の間、管理人の森下さんの経験豊富な山エピソードがとても楽しかったです
熊に何度も遭遇した話(+熊と出会ってしまった時の対処方法)、雷に打たれて何メートルも吹き飛ばされた話(驚)、海外の山遠征の話、山岳救助隊だった頃のお話、とても若い奥様の話(笑)などなど・・・とてもワクワクするエピソードばかりでした。
ベテランの山男さんというのは、オーラが穏やかというか、達観されている朗らかさがなんとも魅力的
ちなみにこちらの山小屋は、もともと避難小屋だったのを改装した小屋なので部屋数が少なく、洗面所や水道などもありません。
トイレは外に、2つだけ(ボットン式)。
トイレの電気はないので、夜行くときは、ヘッドライトが必須です。
宿泊客は無料で利用できますが、休憩だけの方は利用料100円です。
日の入りは19時過ぎとのことで、夕食後外に出て管理人さんに谷川岳の雲や空の話を伺いました。
そして夜中の3時ごろ。。。
姪っ子が「星が出てるよ!」の一言で外に。
姪っ子は天体撮影は初めてとのことで、あーだこーだカメラ弄っていましたが、まぁこの画像が一番マシかな。もう少し撮影技術を磨いて次回に挑んでほしいものです。
そうこうしている内に日の出時間4:30に。。。(眠っ)
静かに明けていく空。
高く連なる山々に雲海。
なんとも静かで雄大で荘厳な雰囲気。
山に登ると神様っているんだなぁ。。。と肌で感じることができます。
下界にはない山頂の神々しい清らかさ。
これだから登山は止められませんねっ。
体力あるうちにしか体感できない、自らの足で登った人間にしか体感できない
プライスレスな感動だもの。
カメラマン姪っ子。
一丁前に見えてカッコイイね
中学生ながら自分の荷物や飲み水(2L)、重たい一眼レフカメラやレンズも自ら担いでの登山、よく頑張ったね
明け方の「肩の小屋」
素敵ですね。。。
<肩の小屋入り口にある鐘>
さてさて。
朝食を済ませてオキの耳(1977m)に登っていよいよ下山。
長くなりましたので、続きは明日。
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夏の谷川岳 その1
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いやぁ~暑い毎日ですね
関東地方、ついに梅雨明け宣言あり
9月まで30度越の毎日が続くと気象予報士さんが。
冷感クールマットで暑さをしのぐマイケル。
我が家の家内は夏は比較的涼しい環境なのですが、クーラーも使いつつ、快適な夏を過ごさねば。東京に住んでいる限り、こう気温が高いと、クーラー使ってないことが武勇伝になるとは限りませんねっ。
さて。
夏休み直前に、姉&姪っ子と念願の谷川岳(1977m)に行ってきました
<一眼レフで日の出を撮影する姪っ子>
群馬・新潟の県境に聳える谷川岳は急峻な大岩壁をもつ双耳山。
谷川岳と言えばかつては「魔の山」と恐れられた遭難者ギネスの山。
といっても遭難者の多くは日本屈指の一ノ倉への東岩壁(世界でも最も登擧困難グレード6級)に挑んだクライマー達の話で、今回私達が登った天神尾根を辿るコースは比較的安全に登ることができる人気のコースです。しかしながら谷川岳は気象の変化が激しい山。油断大敵です。
コースは以下の通り。
<『山頂駅からの山あるき』より>
カメラに夢中になっている姪っ子が星空と日の出を撮りたいということで、頂上近くにある山小屋「肩の小屋」で一泊する余裕を持ったプランです。
出発当日まで毎日天気予報をチェックしては、コロコロ変わる予報に一喜一憂。
当日朝も雨予報のサイトがほとんどでしたが、ここは晴れ女3人の念で何とかいけるだろうと登山を決行することにしました。
上越新幹線で上毛高原駅下車、関越交通バスに乗り水上駅経由の谷川岳ロープウェイ駅までバスに揺られること45分。
ロープウェイは2分間隔でやってきます。乗車時間は15分くらいでしょうか。
そこからリフトに乗り換えて標高1502mの天神峠まで一気に登っちゃいます
霧で濃く目指す谷川岳が見えない状態で出発。。。
後に山小屋の管理人さんいわく、前日夜はバケツどころか浴槽をひっくり返したような土砂降りの雨だったのだとか。
天神峠を下ってロープウェイ天神平駅からの道との合流地点までけっこう滑りやすい足場の悪い急斜が続きますので、雨の日は慎重に下ってくださいね。
合流地点からは緩やかな坂道が続き、難なく第1のチェックポイント「熊穴沢避難小屋」に到着。
無人でトイレもないただの小屋です。
さて、ここからが急激な上り坂が登場です。
この日は平日で、しかも天気予報が雨だったので他の登山客が少なかったことがラッキー
何カ所か急な岩場や鎖場がでてきますが、自分の歩幅を確保できる岩場ばかりでしたので、マイペースに疲れることなく登っていくことができました 実のところ整備された木の階段の方が余程疲れます。自分の歩幅や歩高で進めないからです。
しばらくすると展望が開けてずっと稜線を登っていきます。
振り返る度に清々しく感動
残念なのは霧が濃くて遠くの山々が拝めなかったことでしょうか。
(※翌日は晴れて素晴らしい景色が拝めました)
途中途中「天狗のトマリ場」や「天狗のザンゲ岩」などのビューポイントありましたが、なにせ霧で絶景が拝めなかったのでドンドン先に進みます。
だいぶ道が整ってきたと思ったら。。。
ガレ場になります。もう頂上なはず。もう一踏ん張り
7月半ば、山小屋までの最後の50mは残雪あり。
むぅ~。。。霧が濃いからすっごい難所に見えがちですが、人の歩いた後が蜂の巣状の階段のようになっていて軽アイゼンなくても登れました。
宿泊先の「肩の小屋」着
宿泊の手続きをして荷物を置かしてもらったら、山頂へ10分弱の道のりです。
あんなに霧が濃かったのに夕方には青空も顔を出してくれました
双耳山の片耳「トマの耳」標高1963m。
もう片耳「オキの耳」標高1977m方面は鬱蒼とした霧が立ちこめなかなか晴れない。
霧がかかったり晴れたりの繰り返し。ホンの数秒で天気が変わる谷川岳山頂。
こちらは明日の天気を待って登ることにして宿泊先の「肩の小屋」に戻ります。
元々は無人の避難小屋でしたが、2003年に改装され5月~11月の間は管理人さんが常駐し宿泊できるようになったそうです。
肩の小屋レポートは次回に
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