なぁ~んてセンチメンタルな別れは微塵もなく、メイちゃんは姉宅に帰っていきました。
6時の朝食後、大好きな外を眺めて、少し遊んでから7:30に出発。
メイちゃんの移動時間をなるべく少なくするために、
首都高速道路が混まない時間帯にしようということで。
電車だと一時間半はかかるところを40分で着きました
自分達のことを忘れてしまってるんじゃないかとドキドキしながら
メイちゃんがキャリーバッグから出てくる様子を伺う姉や姪っ子達でしたが。。。
しばらく家中をキョロキョロ探索していましたが、あっという間に思いだしたようで
タッタカタッタカ螺旋階段を上ったり、お得意の台所引き出しを自分で開けて隠れたり。笑
久々にママ(姉)に抱っこされるメイちゃん。
表情がなんとも安らいでいますね。
大好きな大好きなママのところに戻れて良かったね
姉たちからのフランス土産。
「ワイン宜しく」としか言わなかったのに、姪っ子達からもそれぞれ私にお土産を買ってきてくれて感激
それにしても、他所様の猫を預かること初体験だった我が家。
とにかく、とにかく、無事に姉宅に戻すことができて、それが一番ホッとしました。
メイちゃんは「ひとりっ娘」で生活している特有の勝ち気さと天真爛漫なところがあって、いつ怪我するか、脱走させてしまうか、ハラハラでした。メイは特に魅惑的な低住宅の窓からの眺めや音に興味津々でした。内に入ってくる虫、窓に寄って来る虫、大興奮で追いかけていました。
そして若いメイちゃんは我が家の猫達3匹がこの5年半しなかった行動を次々に・・・笑
ひとりっ仔は家の様々なところを探索して時間を過ごしているのだなと知りました。我が家は最初から多頭飼いだったので、退屈したら猫同士で遊んだりグルーミングし合いっこしたりですが。
預かりの前にネットで色々「新しい猫を迎える」で検索して見ましたが、
先住猫が新入りを警戒して拒否するパターンの懐柔法ばかり載っていて、
新入りが先住猫を威嚇するパターンが少なくて悩ましかったです。
BSアニマルプラネット『猫ヘルパー』の愛好家であり、
保護活動家さんのブログもマメに見ていましたが、
実際の預かり体験はだいぶ違いました。
保護猫さんブログは、猫に新しいご家族を探すという大事な目標があり、
私みたいな、ただの知り合いの猫の一時預かりとは全く違いますね。
長期的なスパンで保護猫ちゃんを家猫修行させ最高の里親さんを見つけることが第一。
未来の里親さんの手前、書けない日常もあるのだろうな・・・なんて。
また新しい仔を自分の家族として迎え入れる状況とも違うもんだと思いました。
タイムリミットがあるということが、特に・・・
特に今回、レオの、野性味あふれるボス猫気質は予想外でした。
ご都合主義の末っ娘:乙女が意外と私に執着してたり。
マイケルは私の気持ちをすごくくんでくれてて、メイに何されても、メイに乱暴なことをしませんでしたし、いつもリビングに居てメイの相手をしてくれていました。
でもストレスハゲが耳にできかかりました・・・。
新しい猫が来たことで、先住猫の新たな一面を知りました。
私の預かりの顔合わせ方法や預かり部屋開放方法が正しいかはわかりません。一般的には2週間から1ヵ月かけて先住猫との顔合わせや新入りの開放をすると頭では分かってはいましたが、メイちゃんの預り部屋から出せ出せコールが激しくて、その通りにはできませんでした…。
また、我が家の猫&メイに最低限のストレスで済むようにと、性格が変わってしまわないようにと心がけたつもりでしたが、我が猫三匹では起こりえなかった未経験のケンカもあって肝を冷やしました。正解だなんて分からなくて、日々の状況に向き合って判断していくしか無かったです。
今回の預かりに関して何度か心が折れそうになり(苦笑)、我が家の白猫兄妹&メイの育ての親うららさん(3匹は預かりボランティアであるうららさんのところから我が家・姉宅に来ました。3匹や我が家をよく知る人物であり、たくさんの預り猫経験あり)に色々不安を打ち明け、励ましていただいたこと感謝申し上げます。
それで、なんとか、メイを実家に無事返すことができて、寂しさよりホッとしています。
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あ り が と う
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さよならメイちゃん!
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