ベトナムなダナン旅行記、第3弾。
ダナンでマリンスポーツを楽しめるかと思いきや、2月は波が高くてNGだと知った私。
そこでそれに代わる思い出作りをと、少し足を延ばして古都フエ観光をすることにしました。
以下にもありますが、ベトナムで初めて世界遺産登録された古都。ベトナム最後の王朝グエン王朝があり、歴史的な建造物が多く、日本でいうところの京都と称されています。
ツアー内容が盛りだくさん、駆け足での一日コースでした。
【ドンバ市場】
フエで最も古い市場。
細い路地には店がひしめき合い、地元の人々や観光客で賑わっていました。
なかなか面白そうな空間でしたが滞在時間がたったの15分
駆け足でぐるり回った感じで不完全燃焼。。。
肉売り場を全天球カメラで撮影してみました。
ベトナム フエのドンバ市場 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
続いて向かったのが、メインスポット。
【グエン朝(1802~1945)の王宮跡】
フエを都としたヴェトナム最後の王朝があった王宮跡地です。
グエン王朝の皇帝は13人。
王朝後半はフランスの支配下に置かれていたそうです。
世界遺産にも登録されているフエ王宮は、フォン川の北側の旧市街の中心にあります。
当時の栄華を今に伝え、フォン川沿いに点在する史跡群とともに、
ユネスコに世界文化遺産に登録されています。
王宮はとぉ~っても広く、ガイド付きでゆっくり観光すると2時間くらいはかかるそうです。
私たちはフエ一日観光コースでしたので駆け足でメインの牛門、太和殿、勤政殿エリアを見たぐらい。歴史的建造物好きな私は後ろ髪引かれる思いで退散しました。
続いて【ティエンムー寺】
『天女のお告げで建てられたと言われる禅寺』と言われるティエンムー寺。
ただ、フォン川沿いにあらう、天高く伸びる7重の塔は、見る価値ありです。
入口にあった亀さん。
頭をなでると長生きするというので、ゲン担ぎになでなで。
その後フォン川のドラゴンボートに乗り、水面からのフエの町並観光。
船自体は何と言うかドラゴンのブリキのおもちゃみたいでなぜこれがツアーに組み込まれていたのか???でした。
そしてお昼はフエ王朝宮廷料理というのでワクワク&ドキドキ。。。
宮廷料理というのは、かつてフエをおさめていた皇帝たちが食べていた料理です。
正確に言うとフエ料理(皇族以外の一般庶民が食べていた家庭料理)とフエ宮廷料理は別物だそうです。「何をもってして宮廷料理と呼ぶのか」というと、宮廷料理を定義づける料理というものは存在しなく、現在では「宮廷料理=高級食材を使ったフエ料理」が一般的な解釈だそうです。
ツアー申込者全員(見ず知らずの人)での大皿料理だったのでちょっと緊張してしまいました。
盛り付けが上品で目でも楽しめるコースでしたよ。
続いて
【トゥドゥック帝廟】
フエ王朝と呼ばれる阮朝4代目のトゥドック帝は歴代の中で最も在位が長かったそうです。1864年から3年をかけて建てられた巨大な施設には住居だけでなく、お寺、墓、そして池まである別荘として愛用していたそうです。この池のほとりで魚釣りをしたり、船に乗って歌を詠んだりしたのかな。この廟を建てるために国民の税金を大幅にUPしたため、かなり国民の反感を買ったそうです。
と-----っても広い敷地で、「公衆トイレこちら」の看板からトイレまで行くのに徒歩10分かかるらしい。(笑)
最後に【カイディン帝廟】
阮朝12代皇帝で、フランス植民地の時代です。
フエ郊外の廟ですが個人的にはフエ観光で1番印象に残りました。
入り口から見上げると結構急な階段になっています。
階段上がった広場に石碑があり左右に6人づつの兵馬俑と馬、象の像があります。
※この画像はサイトより拝借・・・
その前に左右それそれ文官と武官像があり、亡くなった後のカイディン帝にも業務報告をさせるという意味合いで建てられているそうです。カイデイン帝に合わせて少し小さめにできているそうです。
いままでは中国思想が根強く、建築物も中国風でしたがカイディン帝の時代は中国建築を残しつつ、中枢を担っているのはフランス建築でした。このカイディン帝廟も華やかな造りとなっていて、西洋の雰囲気も漂っているのが特徴。
西洋と中国が混在した建物です。廟内も華やかで思わず息を呑む空間です。
壁、柱、天井にいたるまで緻密なレリーフや紋様が施され、中国らしさは感じません。まるで西洋の教会や大聖堂を思わせる作りとなっていて、当時のフランス文化、及びキリスト教の信仰が強まっていたのが分かります。
天井のダイナミックで優美な龍が圧巻。
金色のカイディン帝像の地下に、カイディン帝が埋葬されていそうです。
ちなみにカイディン帝以外は帝廟はあっても埋葬場所は不明だそうです。(盗掘回避の為)
帝廟の中には陶器の破片でできた絵があります。陶器を壊して絵描いています。日本の古いビール瓶も使用されています。
急ぎ足でたくさんの個所を周り14:30には帰路。
ダナンまで2時間15分かかるとはいえ、もう少しゆっくりじっくり見て回りたいと思うほど魅力的な都市フエ。ガイドさんがフエ出身だったこともあり、「フエを一日で回ろうというところに無理がありますよ。せめて1泊はしないと・・・。」とのことでした。
しかしダナンについてからお決まりの提携土産屋さんに連れていかれましたが、土産屋はダナンじゃなくフエの店にしといて欲しかった!それが唯一の不満でしたが、内容盛りだくさんのツアーでした
次回はダナンのグルメ編
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