最近、レオ君はティッシュBOXを枕にするのがお気に入り。。
ティッシュー取れないんですけど・・・
取ったティッシュも猫毛だらけ
そのティッシュで鼻をかむと私の顔も猫毛だらけよ~~~
さて。
6月始めにクマオ実家の長崎に帰省した私ですが、先週も急遽長崎に帰っていました。
義父が他界したためです。
先週土曜に義兄から「すぐに帰ってこい」と電話があり、翌朝の飛行機に跳び乗りましたが最期には間に合いませんでした。長崎は島原。クマオ氏の育った町。とてもとても遠いのです。
<クマオ実家は目の前が海>
2週間前長崎に行った時は義父は目力もあってたくさん話をしてくれました。
一番元気なときに見舞えて良かった。
義父は三人兄弟の末っ子。裸一貫、自ら田畑を開墾してたくさんの畑を持っていました。酪農もやっていましたよ。四六時中めいっぱい働いてばかりだったそうですが釣りが趣味でクマオ達子供をよく一緒したそうです。事故に遭っても海で遭難しかけても病気になっても、何度も命拾いして「不死身の男」だったそうです。
農業を営んでいた義父に365日65年間寄り添っていた義母。ワイルドでチャレンジャーな義父に何度となく肝を冷やしてきたそうですが、棺を前にたくさん泣いていました。クマオ氏が涙している姿も乙女が亡くなった時以来2度目です。
クマオ氏は「近所で友達が遊んでいるところを、自分はいつも家の手伝いさせられてて恥ずかしかった。帽子を深く被って顔を見られないように手伝ってた。」「家族そろって旅行なんて一度も行ったことがない。」「家族写真なんて1枚も無い。」なんていつも言っていたけど。
今回義父さんをお見送りするにあたり、義母と義兄さん一家と義姉さん一家と夜中まで何日も一緒に過ごしましたが、レジャーとして家族旅行に行かなかったようだけど、たくさんたくさん家族で一緒の時間を過ごしてきたこと。義父の性分や家族間で起こったエピソードなど。思い出話に悲喜交々花を咲かせていました。
父親に反抗して家を出たクマオ氏でしたが、働くようになって父の偉大さがよくわかったと。高校生の頃柔道で全国大会にまで行ったクマオ氏でしたが、腕相撲で父親に勝ったことが無かったなどなど。今でも働きマンとして父親の背中を追っているようです。
九州人ですので、お見送りしてからは一族で和気藹々、笑顔で義父や家族の思い出話をしている様子を見て、クマオ氏は良い家族の中で育ったのだなとしみじみ安心した私です。
クマオ実家の猫キキちゃん(♀7才)
義父生前は、義父に近よりもしなかったキキちゃんですが、息を引き取り家に戻ってきた義父に寄り添い、弔問に訪れたお客様みんなにスリスリして回ったそうです。その様子には家族もビックリ。
義父さんのお腹の上で寝ようとしたところを義兄に戒められ、それ以来また2階に引き籠もってでてこなくなっちゃいました。
義姉さん「きっとお父さんに最期の挨拶をしたのね。お父さんに代わってお客さんにお礼のスリスリしたとね。猫は本当に不思議な生き物ね。」と。
84年間義父が生きてきた町を歩いて回りました。
過疎化が進む静かな海辺の町ですが、私も大好きなクマオ氏の故郷です。
小浜ちゃんぽん【海花亭】
海鮮&野菜たっぷりボリューム満点で旨かっつ
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あ り が と う
サヨナラをいう猫
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