しばらくブログお休みしてご心配おかけしました。
8月20日(日)に我が家の目の中に入れても痛くない程溺愛していた乙女が、
夕方に腎不全で旅立ちました。8才と3ヶ月でした。
発見からから2年。
2年前に末期と言われてから闘病しておりましたが、2017年8月までギリギリまで
陽気に過ごしてくれました。
様態がおかしくなって緊急入院し、血液検査にエコー検査にとしたものの、
見せられた数値は救いようがなく、
「もう皮下点滴も意味が無く、薬も強制給餌も補水も体の負担になるだけ。
乙女ちゃんの嫌がることはせず、食べたいものがあったら上げてあげてください。
これからは家で1日1日を一緒に過ごして大切にしてください。」
と医院長から。
「無理な給餌をしてはダメということは、この仔が衰弱死するということですか。」と聞くと、
「いいや、この数値だとそうなる前に心肺停止か脳神経に異変があっての最期です。
その様子に飼い主さんは動揺するかもしれませんが、
その時はすでに猫は苦しい等の感覚は無い状態ですから、
取り乱さず落ち着いてお見送りを、ね。
いずれにしても、1週間ももたないと覚悟して下さい。」とのこと。
社会人失格とは思いましたが、仕事を代理の人に代わってもらい
最期のお見送りをすることにしました。
店長は猫家で、保護猫20匹をお見送りした経験者だったからでしょうか、
「うちの仔はあと一週間と言われました。見送りたい。」と
恥ずかしながら涙こらえて言葉を絞り出したところ、
ハッとしてポンポンと無言で優しく背中を叩いてくれました。
それで私の仕事の調整を全部してくれました。
もう何も施せない、となってから10日間。
私も家からほとんどでませんでした。
苦しんでいる乙女と、でも鳴いて何かを伝えてくる乙女と、
動ける時には寄り添ってくれた乙女と一緒に過ごすことだけしかできないことは私にとっても修行でした。
でも、最期の最期は、悲しみや後悔ではなく感謝の気持ちしか無かったです。
あぁ、やっと乙女ちゃんは病巣デトックスな体から離れることができるのだと。
見るに堪えない様子だったけど、命ある限り自分の体と向き合った乙女ちゃんは
最期まで猫として誇り高く、そして美しかったです。
また気持ちが少し落ち着きましたらブログを再開したいと思います。
取り急ぎのご報告でした。
乙女ちゃん、七年半一緒にいてくれてありがとう。
大好きだったよ。
ポチッとお願いニャン
あ り が と う
乙女が旅立ちました。
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