読書旅行の宿は、天井から床まで続く大きな窓、
バリアフリーでベランダから大自然までできるだけ進入できるお部屋が理想。そして読書に欠かせない大きなソファも欲しいものです・・・
姉がお酒呑みながらゆるゆる読書したいとワインを持参。
姉が仙人猫みゃー君の本をいたく気に入り、
子供達にも読ませたいと持って帰ってしまいました。
大自然の中で逞しく生きるみゃー君。今更ですが、猫ってやっぱり自分の意志があっているんだなと、人間があれやこれや猫のために考えるけれど、猫も一つの魂をもった生きものだなと思いました。
朝10時に施設に入り、温泉浸かったり山を望む広いウッドデッキにある籐チェアに
横になり読書したりうたた寝したりしてマイペースに読書をしてチェックイン待ち。
持っていった本は『山男と仙人猫』の他に本屋大賞をとった『海賊とよばれた男』。
『海賊とよばれた男』【解説】出光石油の創業者・出光佐三をモデルにしたノンフィクション小説。
「ならん、ひとりのクビもならん!」異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、
戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。そのうえ大手石油会社から排斥され売る
油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで
糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、
戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とは・・・
姉が読んでいたく感動し読んでみろと言うので。ハードカバー上下2冊です。
やはり昔の日本人はすごいね。
今の若い人には煙たがられるかもしれないけれど、世の中で大事を成す人物って肝が据わってて忍耐力と勇気があるよね。今の世の中自分のことばかり考えてしまいがちですが、こういう社員を愛し国を想う先人に、戦後の日本を蘇らせてもらったのだなと、感謝せずにはいられないし、そんな大和魂を引き継がないといけないと胸が熱くなったよ。
山を流れる清水を活かした蕎麦も美味しかったです。
性格的に欲張りでせっかちな私。
日頃の生活は、あれもこれもと、何かしら必ず3~4のことを同時進行してしまうんですが
今回の読書旅行はそんな欲を置いておいて、1つのことに集中しました。
今の世の中、楽しいことや魅力的なこと、やらなければいけないことがいっぱいで、
ついつい気も多くなりますが、たまには1つのことだけを味わう旅も良いものです。
猫って、2~3のことを掛け持ちでやることってあるのかしら・・・
ヘソ天して寝ることが多くなったマイケル・・・
ちょこっとくっついてくれていることが嬉しい朝の目覚めです
ポチッとお願いニャン
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1つのことを味わう旅
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