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All posts in 1月, 2012

私が彼女から初めてメールをいただいたのは、こんな内容でした。
「耳ダニアレルギーからの内耳炎が重症化して脳が神経症状を起こして
全身が硬直して寝たきりになっていた猫を保護しました。
すっかり治ったら、また元いた場所に放して、
ご飯の心配がないくらいのことはしてあげられるのですが、
そのコはとても甘えん坊で、人間に対して優しいので、
できたら飼い主さんを探してあげたいと思ってるのです。
クマ妻さんはマイケル君たち3匹とも、仔猫じゃなくて
大きくなってから引き取っていらっしゃるし、
保護活動されてる方もご存知のようなので、
実際に大人の猫を引き取ってる方っていうのは、
どういう気持ちなのか(どういう理由で?)
聞かせていただければ・・と思っています。」
彼女は、今まで子猫のご縁探しはされてきたそうで、
今回この猫君のような成猫を保護したのは初めてで、果たして
九州の田舎で(と、ご謙遜されてましたが誰もが羨む温泉町お住まい)、
成猫を迎え入れてくれる家はあるのでしょうか、
しかも野良猫生活長い為、何らかの病気をもっている可能性があり、
どうしたらいいでしょうか途方にくれている。。。ということでした。
simajirou.jpg
<外にいた頃のしまじろう君。実はこの時、腸ヘルニアで腸壁に穴があいていました。>
保護活動に関わりのある方でしたら、成猫も子猫もない!
とおっしゃるかもしれませんが、彼女が感じた心配について
私は極自然のことだなと思いました。
なぜって、私が最初は子猫を迎え入れることしか知らなかったし
猫初心者の私はそれ以外の選択肢を思いもつかなかったからです。
極最初、迎え入れる猫を里親募集サイトで探していて問い合わせた時に、
希望する子猫が既にもらい手がいるとなり、その保護主さんに
「猫が初めてでしたら大人猫ちゃんの方が暮らしやすいですよ。
とてもイイコがいますがいかがですか。」とご提案を頂いたのに、
「いいえ、子猫とのご縁を探しています。」と私、ピシャリと応えました。
「そうですか。ではまた何かありましたら宜しくお願いいたします。」と
静かに、そして寂しげにご返答頂いた昔を思いだし。。。
私はチクリと胸が痛みました。
そんな私が、一介の猫が家にいるだけの私が、
彼女に答えられることはたった1つだけでした。
自分が、なぜ成猫を迎え入れることになったのか。。。です。
最初は憧れの目の色&毛並みの純血種猫ちゃんをブリーダーさんに求め、
その仔が生まれるまで何度も出産を待ち、
希望の子が産まれずご縁が流れ続けました。
そんな私にクマオ氏が
「存在もせん命にお金ばかけるとは賭け事と同じ。
うちは普通の家やけん、普通の猫にせれ。
うちは猫初心者で共働きやけん子猫にこだわることなか。」と言いました。
そして。。。
「命を譲り受けるゆうは大事なこと。
本当に、この家には、子猫ではないといけんとか、
品種にこだわらんといけんとか、

たくさん調べて勉強して、それから猫を求めるように。」と言われ。。。
それから私、図書館に通い猫本読みあさり、
子猫と成猫を迎え入れるのとではライフスタイルが違ってくること云々調べ
いっぱい気づきました。
成猫は性格が定まっていて迎え入れる側も生活のリズムが築きやすい、
共働きの場合お留守番も安心して任せられる、
成猫でも充分人に懐く、
保護主さんから譲り受けるので、その子の性格や体調や心配事について
相談に乗ってもらえアドバイスをいただける等々。。
そんな事実を知るようになり、子猫でなくても、いやむしろ
我家のライフスタイルにはむしろ子猫は大変かもしれないと思ったところに
マイケルと白猫兄妹レオ&乙女と運命の出会いがあったわけです。 
我が家の詳しい経緯は、コチラ
091101_150220ー2のコピー
<見合い初日の写真。初めて会ったクマオ氏に抱っこされたマイケルとレオ>
<3ヶ月遅れでやってきた超ビビリと聞いていた乙女>
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なんと三日目にしてお腹見せてゴロゴロ。
先住猫マイケルも優しく挨拶してくれました。
そんなことも少しお伝えしつつ、
「我家にはベテランの保護活動家さんが保護主さんとしているので、
何かあったら相談してくださいと」お伝えしました。
おいおい、楽しみにしていたしまじろう君の話やのーて
わい(お前)んとこの話や!?と言わんどってね!
今回のしまじろう君の幸せGETには、
「成猫を迎え入れる家」てのもポイントになりますので♪
我家の話を序章として書かせて頂きました。
次回からは、いよいよしまじろう君と彼女のお話ですからね~。
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昨日もご紹介させて頂きました【Handmade Shopねこ館】さんですが、
1つ1つハンドメイドである程度数が仕上がったらホームページに商品が
アップされます。すぐに完売してしまいますので、まずはメルマガを登録される
ことをお勧め致します。新商品販売情報をチェックしてみてくださいね
ちなみに私は布フェチなので、殆どオーダーメイドです。
HPでお気に入りの型を見つけて、「この布でこの型のベットを作って下さい。」と
お願いしています。布を用意しなくても「こんな色でこんなイメージで」という
ご相談でも親身になって下さると思いますよ~
さて。
今回はとても素敵なお話をしたいと思います
クリスマスに幸せをGETした猫君のお話です。
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勇気を持って猫を助けた女性と、
そこから幸せをGETして旅立っていった猫君のお話。
私はあくまでも少しご相談をいただいていただけの存在ですが、
彼女の一途さと、思いが私にもとても響いたものですから
このお話を僭越ながら、拙BLOGにしたためたいと思った次第です。
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しまじろう君
5歳
九州出身
エイズキャリア
秋深まる10月末の大雨の日。
雨にうたれながら全身麻痺して横たわっていた猫。
その猫を。。。
たまらず抱きかかえた。。。
彼女と猫君のお話は、ここから始まります。
 
                       
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我家にはたくさんの猫ベットがありますが、この【Handmade Shopねこ館】さん
キューブハウスはレオ君のお気に入りだったのですが。。。
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最近は乙女ちゃんもお気に入りになって毎日ふみふみしています[emoji:v-238]

Mサイズで1匹用だったのですが。。。
レオ君(後ろ)の迷惑そうな視線。。。
DSC_0414-1.jpg
最近はさらにマイケルまで入っちゃって、大人気のキューブハウスです。
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ちなみにこのハウスは天上が潰れて夏仕様もできる便利な2wayタイプです♪
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招喜屋のミニタオルです。
我が家にお客様が来た時のお客様用に。
ー
ところで、突然ですが、皆さんが猫を迎え入れて良かったなぁ~と
思うことはどういったことですか~
私にとって、その1つは、クマオ不在中の心許ない夜の睡眠が落ち着くことです。
なんな、大の大人が1人で寝られんとや!?っと言われるでしょうが、
実は私、トラウマがありましてね。。。
小学生の時、
家のはす向かいの空き地で女性の焼身自殺がありましてね。
それから毎晩必ず3時に目が覚め、
金縛りに遭い、

何者かに枕で顔を押さえられ、
窒息しそうにもがき苦しむ、

夢ともうつつとも不明な状態が続いたことがありまして。
あ、隣には双子の姉が平気な顔して寝ていたのですが。。。
毎晩恐ろしくて、朝には死ぬんじゃないかって、それはそれは怖かったことが
あるんですよ~。
んで、こんな毎日かなわないってんで、
寝る前に毎晩夜空に向かって神様に
「助けて下さい」とお祈りするようになったところ、
そういう目に遭わなくなった思い出があるのです。
そんなことで、今でもけっこう寝付きが悪いし、ちょっとした物音にでも
目を覚ます日常です。
が、マイケルを迎え入れてから。。。
マイケルは毎晩私とクマオさんの布団を行ったり来たりパトロールして
くれていると思いこんでいるからか。。。
そんな昔の恐怖体験をすっかり忘れてしまっていました。
まぁ、マイケルは必ず私と抱き枕の間にギュムギュム割り込んでくるので
眠りは浅くなるのですが。。。
nemai.jpg
<お布団の中の寝ぼけたマイケル。>
それでそれで、ですね。
先日クマオ氏が泊まりの出張があった時に、寝室1人眠りに向かい
ドアを締め切って寝てしまった、そのタマタマが運の尽き。
また夜中に、昔の恐怖と似た体験をしてしまいました[emoji:v-393][emoji:v-356]
夢の中では、すごく古い家に、白猫兄妹保護主ぷくぷくさん
猫を探しに潜入しているのです。んで、実はそこの住人がオバケで、
古い家の2階の床が抜けまして私が生き埋めになり、そのオバケが
せせら笑っているのです。
んでもって、息苦しくなって目が覚めたのですが、体が動かないし
自分ベットのすぐ横に二本足の存在を感じるのですよ
マイケルー!助けてー!って心の中で呼ぶけれども。。。
マイケルちっとも来てくれないし。
まぁ私も起きあがって寝室のドアを開けに行けないんですよね。
金縛りに遭っていて。
いやはや、怖かったです。
ただのコワイ夢だと思うのですが。
それで、もうイヤになって寝室でなくリビングに布団を敷いて
マイケル、レオ、乙女3匹の存在を感じられる距離に。
もちマイケルは自分の布団に引きづり込みましたよ。
何も知らないマイケルはイヤイヤ逃げていきましたけれど。。。
(夜中には布団に入ってきてくれましたけれども)
霊の存在があったら誰かしらが騒いでくれるかなという気休めです。
それからまた再びコワイ思いはしていません。。。
何だったのかな???
とにかく、私にとっては猫は魔よけの1つでもあります
皆さんは、そんなご経験ありませんか~
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昨年末クリスマスにクマオさんが豪華客船ワンナイトクルーズを
ドタキャンし、私が実兄と過ごす羽目になった話は覚えていますね
(その時の日記は、コチラ
それを申し訳ないと思ったクマオさんが正月開けに湯河原温泉に
連れて行ってくれました
年末年始、東京はずっといい天気に恵まれましたね。
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源泉かけ流しの5つの温泉があって、どこも貸切で利用できました。
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漁師さんと直取引しているという鮮度抜群の魚。舟盛をオーダー
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夕食食べたらすぐに布団の中でゴロゴロしながら寝酒にテレビ。。。
1泊2日ですが、とてものんびりできました。
あ、もちろん上の写真は加工してますからね~。
ニャンズはお留守番でした。
猫とこんな風に楽しめる温泉宿なんて、ないでしょうねぇ~
クマオさん、ありがと
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kumatuma16.pngごめんね、乙女ちゃん。
             その「まさか」です。。。
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