3D映画といえば「迫力」や「驚き」を演出するのもと思っていましたが、
今日は3Dを「いやし」効果として演出している映画を観てきました。
しかも猫映画で
映画【ねこばん】です☆
これは兄からもらった映画券でした。
兄がこの映画制作をしているAMGエンタテイメントの方と知り合いだということで
いただいたのです
ちなみに前回も映画【ねこタクシー】のチケットもいただいて観にいきましたが、
後半からずっと涙と鼻水を流しっぱなしでした。。。
動物が死んでしまうのは無条件で泣いてしまいます。。
主人公のカンニング竹山さんも味がある役者さんとして、とても良い映画でしたよ。
で、今回の映画【ねこばん】
猫が3Dというので、どれだけ活発な猫達がでてくるのかと
思いきや、とても“ほのぼの”とした猫達とストーリーでした。
まだ上映中ですので、ネタバレは良くないと思いますが、
ユーチューブに予告編がありますのでどうぞっ
http://www.youtube.com/watch?v=fijDV-m_NGY
ねこ映画は自分の心を見つめ直す内容が多いですね。
この主人公の仕事一筋で無口で不器用な伊武雅刀さん演じる主人公も、
定年退職後の穴の開いた時間と人間関係に日々空しさを覚えつつ
過ごしていましたが、ある猫が派手なパンティを被って
現れたことから、ちょっとした(でも本人には重大な)ハプニングが起き、
それがきっかけで今までの自分を知り、これからの自分を導きだす
ことになるのです。
自由奔放で心あるがままに暮らす猫の姿に、
自分のあるがままの姿ってなんだろう…と考え、
自分に「気づき」を与えてくれる猫達。
そう。
いつだって猫は自分を映し出す鏡なのです。
ところでこの主人公は海の近くの昔ながらの和屋敷に住んでいて、
いつの間にかたくさんの猫が家や庭に出入りを自由にし、
猫屋敷となっていくのですが、東京の狭いマンションに住む私としては、
「あれま、こんなところに猫がおったとね」
「おやおや、ここにもおったとや」
と思える広くて開放的な田屋敷でくつろぐ猫達が
とても可愛く、羨ましかったです。
それで、3Dですが、公式サイトにもあるように、
「迫力」や「驚き」ではなく、「ぬくもり」を3Dで表現しているそうで、
3Dの新しい概念なのね~っと思いました。
何気ない風景も描写もすべて3Dカメラ撮影だそうです。
最初の映像も、もちろん3D。
でも、主人公の男性がドアップでただ屋根に寝そべってるだけ。
会場からも「え???なんでこれが3D???」とそれだけで
クスクス笑いが込み上がっていました。
主人公のポッカリ空いた心に吹くそよ風。
それが3Dでよく表れていました。
3Dで癒しを。
それがこういうことなんだなぁと思いました。
あ、それと最後の字幕に登場したモデル猫ちゃんも1匹の役者として
名前が1匹1匹紹介されていました。そういうところも温かくて
良いなと思いました
【おまけ】帰宅後のニャンズ
あはっ
手厳しいね
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癒しの3Dねこ映画!
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Categories: O型妻と猫