姉一家の愛猫メイちゃんが一才になったとのことで、
可愛いバースディカードが届きました☆

メイちゃんは５ヶ月前に姉宅にやってきた茶トラの女の子です。

なんだか艶っぽいメイちゃん、
どの家でも、どの仔にも運命の出逢いがありますね。
このメイちゃんに関しても、神様の成したことだと思わずにはいられません。

メイちゃんは被災地福島の猫シェルター「にゃんこはうす」さんから
やって来ました。しかし姉が猫を迎え入れようと決めてから、
にゃんこはうすさんに問い合わせ、猫を引き取ったのではありません。

＜姉宅で満一歳を迎えた元気メイちゃん写真＞
すべて偶然が重なっての出来事です。
私がマイケル達を迎え入れてから、猫大好きな姉や姪っ子達も
猫を迎え入れたいと夢をみていました。
拙BLOGに保護猫ちゃん紹介がある度に、
その保護猫ちゃんが自分達の猫ちゃんになることを想像する日々。
でも想像を超える日はなかなか来なかったのです。
次女がアレルギーもちだったからです。

＜姪たちが作った猫工作の数々＞
子供のアレルギー症状はなんとも親や祖父母が見かねる
辛いところがあるものです。だから、姉も姪自身も自家に
猫を迎え入れることにはなかなか踏ん切りがつかず、
時折我が家の猫に会いにくる程度だったわけです。

＜上写真はアレルギーない長女＞
そんな姉一家に運命の時が訪れるのです。
それはけっして衝撃的な出逢いではなく、
粛々と神様が運命の糸を紡いでいってくださったものです。
事の起こりは、猫グッズ雑誌【Neko-Mon no.11】の記事にあるとおり、
昨年11月モンプチキャンペーンボーイのマイケルがモンプチさんから
被災猫達にフードをご支援いただけることになり、ネコモン編集部さんと私、
そして我が家の白猫兄妹預かり主だったうららさんが
福島猫シェルターに行くことになったことから始まります。

そこに新入生として保護部屋にいたのがメイちゃん（旧千歳ちゃん）です。
にゃんこはうすさんが保護した時の千歳ちゃん。
重油（黒く粘着質のある機械用油)まみれで瀕死の重態だったそう。

＜お写真はにゃんこはうすさんからお借りしました。＞
私が出会った時のメイちゃんは、きれいに洗われていましたけれども、
取れない重油部分の毛は散々切りカットされていて、後頭部から首周り、
胴体、太もも部分と大幅に毛が刈られていました。栄養不足でガリガリでもあり、
メイちゃんはお世辞にも、いわゆる子猫的愛らしいふわふわした姿とはかけ離れていました。

＜毛が刈られたメイちゃんは毛糸の服を着ていました。＞
それでも、おしゃべりで人に付いて回るメイちゃんが愛らしく何気なくアイフォン動画を撮った私。同行してくださったうららさんが「この仔は人懐っこいから東京に出たらすぐにご縁が見つかるかもしれない。すぐに東京に連れて帰って家猫修行＆体調整えた後ご縁を探します。」とおっしゃいました。
私達は電車で帰らなければならなかったため、まだ体調万全とはいえない小さいメイちゃんはネコモン編集部さんが夜通し車でうららさんのおうちに届けられることになりました。
福島から我が家までが遠かったので、私は中間地点の姉宅に一泊。

 

その時に、見せたメイちゃんの動画に、姉が釘付けになったのです。

 

何度も恐縮ですが、見た目はお世辞にも「可愛い猫」とはかけ離れていたけれども、姉は何度も何度もメイちゃんの動画を再生して「この仔に会いたいよ。」と言いました。
うららさん宅にきて順調に家猫修行に励むメイちゃん。


 

姉と会いに行った時もまだこんな毛並みだったけれど、姉の心は決まっていました。



姪っ子達は毎日「どんな猫が来るの！？」と姉に聞いていたそうだけれども
姉は「神様が決めてくださることだから楽しみに待っていようね。」と。


オスだともメスだとも、子猫とも成猫とも、どんな模様かも言いませんでした。
姪っ子達はただただ、自分宅にピッタリの猫ちゃんを神様がプレゼントしてくださるんだと、素直に楽しみに待っていました。


そして2012年クリスマス前の良く晴れた日、メイちゃんは姉宅にやってきたのです。

初日から探検にいそしむメイちゃん。


それから５ヶ月。
メイちゃんは無事１才を迎えました。


最後までなかなか生えそろわなかった首周りの毛もきれいに整ったそうです。
今では一家のアイドル。。。

～以下、姉から送られてきた写メール～
ピンボケばかりですみません～


ママのことが大好き。ストーカーなんだって。
我が家の乙女は全然だから、羨ましい


パパの肩に乗りグルーミング。

パパはメイちゃんが大好きすぎて、メイちゃんが自分より早く亡くなってしまう存在なのだろうかと思うたびに涙が止まらないそうです。。。


メイちゃんが来てから中学受験を乗り越えた長女。

メイちゃんは家族の一員として、長女の受験勉強を支えました。
＜参考日記：最初から、家族だった＞


一番心配だったアレルギーもちの次女。

今では、もふもふチューチューし放題。


家族のアイドル：メイちゃんをなんとか独占したいと思う次女は。。。
家族皆がｋｉｓｓするメイちゃんの頭頂部に自分のツバをつけて
自分以外の誰もメイちゃんにチューできないようにしようとします。


メイちゃんにマーキングする次女も動物的ですな。。。
これには他の家族から大ブーイング


ママは濡れタオルで、きれいにメイちゃんの頭を拭き取ります。
アイドルは家族みんなのものですからねっ


そんな話を聞いた私は、すっかりメイちゃんの頭上にチューする気がなくなりました。だからホッペにチュッ
＜クマ妻のkissを嫌がるメイちゃん＞


４人家族＋猫好き叔母クマ妻から一心に愛を受けるアイドル猫も大変なもんです。


メイちゃん、幸せな一才を迎えられて、本当に良かった 多くの人に助けられて一才になれたね おめでとう