“ Do or Die ” で大邸宅

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オーストラリア滞在レポートやオーストラリア猫事情、
留守番クマオ氏からのニャンズレポートを更新予定です
また、お時間ございましたらばカテゴリにある猫マンガにも
遊びにきてくださいまっせ~
              
週末にワラビー・パークに行ってきました。
ここにはオーストラリアはヴィクトリア州で最大で最も精巧な大邸宅があります。
旧家を観ることが大好きな私のために姉が案内してくれました。
スコットランドから1838年に一念発起してオーストラリアにやってきた
チャーンサイド兄弟の大邸宅です。
家族のモットーである「やるか死ぬか(Do or Die)」に勇気付けられ
膨大な牧畜事業に着手し大成功を収めたのです。
正面門から美しい芝生と巨木に囲まれた道をたどっていくと。。。
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60室を備えたイタリア風の大邸宅が目に飛び込んできます。
完成までに3年もかかったとか。
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どの部屋もチャーンサイド兄弟が使っていた家具やロンドンから買い集めた絵画が
そのまま飾られており、過ぎし日のOZ文化と歴史を肌で感じることができます。
朝食用の部屋と晩餐用の部屋が別にあったり、当時最新のシャワーやトイレットにも感心。
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憧れのイス達。
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いったい一部屋に何脚のイスが置いてあるのやら。。。
このビリヤード台、デカ過ぎじゃ。。。?
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この時代、狩猟は権力と富の象徴。
廊下にも部屋にもたくさんの動物たちの剥製が。
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一番たまげたのが「男性専用の部屋」と称された社交部屋。
重厚な色調に「鋭い鷹」の梁で囲まれた10mはある?天井。
動物と故郷スコットランドが描かれたたくさんの絵画に。。。
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たくさんの毛皮や剥製!!
アフリカ象の足で作ったイスや亡くなった愛犬の剥製。。。
いくら溺愛していたとはいえ犬を剥製にするってのは人間のエゴな気が。。。
まぁ、金持ちの考えることは庶民にはわからんでばい。
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カバの頭の剥製までイスにしてしまうとは、たまげます。
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姪っ子達はコワイとこの部屋には長くいられませんでした。
映画でしか観たことない大階段とエントランスには祖先の絵が飾られていました。
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この時代実際に着ていたドレスや紳士服も展示されていました。
うぬぅ~。
コルセットはめてるとはいえ、同じ人間とは思えないウエスト。。。
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しかも足を組んで余裕の微笑み。
げに、恐ろし
裏の庭には洗濯専用の家と庭があります。
見苦しい洗濯干しが見えないように木々の塀で庭が囲まれています。
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洗濯専用の家・・・
4部屋あり。
我が家より広いんですけど---!!
大邸宅の庭園の一角には5000本を越えるバラの森があります。
ちょうどバラの最盛期で、たくさんの種類のバラが咲き誇っていました。
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「やるか死ぬか(Do or Die)」の覚悟で事業をしなければ、
この大邸宅は築けないね---
この屋敷は1900年半ばには売却され、その後神学校としてローマカトリック教会の司教のものになります。
その後50年にわたり司教職を目指す若い男性の訓練学校として生まれ変わります。完全な訓練コースを修了するには全日制で実に8年間もかかったそうです。
1973年にはビクトリア州政府がカトリック教会から取得し、現在ワラビー・パーク観光地区となります。
大邸宅の近隣には、チェーンサイド大邸宅と対照的な元農家の隠れ家や農家の庭があったり、受賞実績のあるワイナリーや動物園、OZ彫刻家の森があり、多くのヴィクトリア州文化を私たちに伝えてくれています。

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